読書の秋 その②
まだ2冊目ですが 自分好みと言うかおもしろい小説にはなかなか出会えないですね
この、伊坂幸太郎『終末のフール』は世紀末をどう迎えるか?
と、言う設定での8つ短編集
どの話の中にも世紀末を描く場面はなく、それぞれの主人公が
残された時間をどう生きるかを考えている
私自身、人はやがて死ぬんだから やりたい事をやればいい
実現したければ 真面目にがんばらないといけない
でも、何とかなるから気楽にいこうや・・・みたいなノリ
この作者も共通して サラリとした感じの人生観みたいなのが
伝わってきて よかったように思う